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注目銘柄ダイジェスト(前場):東エレク、資生堂、rakumoなど

発行済 2024-05-13 12:06
更新済 2024-05-13 12:15
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*12:06JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東エレク、資生堂、rakumoなど



東エレク (TYO:8035):34920円(-80円)
もみ合い。
先週末に24年3月期の決算を発表、1-3月期営業利益は1452億円で前年同期比4.9%減となり、市場予想を70億円程度上振れる着地に。
一方、25年3月期は5820億円で前期比27.6%増の見通し、コンセンサスを100億円強下振れている。
減価償却費や研究開発費などの固定費負担が市場想定以上とみられる。
ただ、発行済み株式数の0.8%に当たる350万株、800億円を上限とする自社株買い実施発表には意外感もあるもよう。



資生堂 (TYO:4911):4595円(+85円)
大幅続伸。
先週末に第1四半期の決算を発表、早期退職支援プランに係る構造改革費用を計上したことで営業損益は87億円の赤字となっているが、コア営業利益は113億円で前年同期比9.6%減となり、計画比を数十億円程度上振れているもよう。
日本や中国において、売上や利益が上振れているもよう。
構造改革によるコスト削減額も約30億円となって、通期計画150億円超に対し順調な進捗。
決算評価の動きが優勢となっているようだ。



アシックス (TYO:7936):8750円 カ -
ストップ高買い気配。
先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は338億円で前年同期比52.9%増となり、250億円程度の市場コンセンサスを大幅に上回っている。
各カテゴリーで売上が好調、高価格帯商品の販売好調もあって粗利益率も改善している。
4月の売上高に関しても第1四半期以上に高い伸びとなっているようだ。
通期計画の580億円、前期比7.0%増は据え置いているが、大幅な上振れが意識される形のようだ。



メック (TYO:4971):4550円 カ -
ストップ高買い気配。
先週末に第1四半期の決算を発表している。
営業利益は10.5億円で前年同期比6.2倍と大幅増益になり、上半期予想は従来の13億円から18億円、同2.1倍に、通期では30億円から36.5億円、前期比46.4%増にそれぞれ上方修正している。
為替相場の円安効果、グローバル生産戦略への取り組みにおける生産効率改善の進展などが背景となっているもよう。
進捗率からはさらなる上振れも意識される形に。



ノーリツ鋼機 (TYO:7744):3860円 カ -
ストップ高買い気配。
先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は76.4億円で前年同期比3.8倍となり、上半期予想は従来の57億円から91億円、同23.6%増に、通期では134億円から160億円、前期比10.6%増に、それぞれ一転増益予想へと上方修正している。
第1四半期の事業進捗や想定為替レートの見直しなどが上方修正の背景。
高い進捗率からは一段の上振れ期待も残り、収益上振れに伴う増配余地の広がりも意識される。



プレイド (TYO:4165):742円 カ -
ストップ高買い気配。
24年9月期の調整後営業損益予想を従来の0.14億円の黒字から2.75億円の黒字(前期実績4.90億円の赤字)に上方修正している。
売上高が期初計画を上回って推移していることに加え、生産性向上に向けた取り組みで販管費率が低下し、収益力が向上する見込み。
第2四半期累計(23年10月-24年3月)の調整後営業利益は2.18億円の黒字(前年同期実績0.43億円の赤字)、営業利益は0.90億円の黒字(同2.09億円の赤字)だった。



タメニー (TYO:6181):113円(+11円)
年初来高値。
25年3月期の営業損益予想を前期比158.7%増の2.00億円の黒字と発表している。
婚活事業及びカジュアルウェディング事業で、認知拡大に向けた広告強化、新規出店等によるエリア拡大などに尽力する。
また、27年3月期の営業損益目標を9.00億円の黒字とする中期経営計画を明らかにしている。
24年3月期の営業損益は0.77億円の黒字(前期実績0.39億円の赤字)で着地。
販管費が想定より減少し、会社計画(0.50億円の黒字)を上回った。



rakumo (TYO:4060):1231円(+172円)
大幅に4日ぶり反発。
24年12月期第1四半期(24年1-3月)の営業利益を前年同期比26.1%増の0.89億円と発表している。
SaaSサービスでセミナー開催や業界を絞った各種営業・マーケティング施策を実施したことなどが奏功し、クライアント数やユニークユーザー数が伸びた。
通期予想は非開示。
なお、4月から企業向けグループウェアのrakumo製品の価格改定を開始しているが、現時点では多くのクライアントから理解を得られているという。

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