*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株が日経平均株価をけん引~
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■値がさハイテク株が日経平均株価をけん引
■リクルートHD、24/3 営業利益 16.9%増 4025億円
■前場の注目材料:マクセル、絶縁材事業を拡大、子会社がEV向け参入
■値がさハイテク株が日経平均株価をけん引
16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。
15日の米国市場は、NYダウが349ドル高、ナスダックは231ポイント高だった。
4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、年内の利下げ期待を受けた買いが強まった。
米長期金利の大幅低下を背景にハイテク中心に買われ、終日堅調に推移した。
シカゴ日経225先物は大阪比325円高の38705円。
円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38730円まで買われた。
足もとで抵抗線として意識されていた25日線を上回ってきており、売り方の買い戻しを誘う流れになりそうだ。
また、米国ではエヌビディアなど半導体株の強さが目立っていた。
この流れを引き継ぐ形から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する格好になりそうである。
昨日の日経平均株価は一時38800円台に乗せる場面も見られたが、買い一巡後は戻り売り優勢のなかで、結局は25日、75日線をキープできなかった。
両線のデッドクロス示現でシグナルが悪化するなか、両線を上放れてくる動きをみせてくることで、センチメント改善にもつながりそうである。
買い一巡後は膠着感が強まりそうだが、主要企業の決算発表が一巡したことで、昨日のニトリHD (TYO:9843)のような急落をみせてくる動きは落ち着いてくるだろう。
反対に決算が通過したことから、過剰に売り込まれた銘柄などには見直し余地がありそうだ。
物色としては、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、レーザーテック (TYO:6920)など半導体株に資金が向かいやすいだろう。
また、決算は昨日でピークを通過したが、昨夕発表したところでは、リクルートHD (TYO:6098)、三菱UFJ (TYO:8306)、ゆうちょ銀行 (TYO:7182)、かんぽ生命保険 (TYO:7181)、すかいらーく (TYO:3197)、近鉄GHD (TYO:9041)、レゾナック (TYO:4004)、ニッパツ (TYO:5991)、ワコールHD (TYO:3591)、サンドラッグ (TYO:9989)、H2Oリテイル (TYO:8242)、ダスキン (TYO:4665)、TREHD (TYO:9247)、王将フード (TYO:9936)、フォスター電 (TYO:6794)などの動向が注目される。
■リクルートHD、24/3 営業利益 16.9%増 4025億円
リクルートHD (TYO:6098)が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比0.4%減の3兆4164億9200万円、営業利益は同16.9%増の4025億2600万円だった。
HRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業及び人材派遣事業が増収。
25年3月期の純利益は3150億~4000億円になるとの見通し。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38385.73、+29.67)
・NYダウは上昇(39908.00、+349.89)
・ナスダック総合指数は上昇(16742.39、+231.21)
・シカゴ日経先物は上昇(38705、大阪比+325)
・SOX指数は上昇(5045.08、+141.15)
・VIX指数は低下(12.45、-0.97)
・米原油先物は上昇(78.63、+0.61)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・マクセル (TYO:6810)絶縁材事業を拡大、子会社がEV向け参入
・かんぽ生命保険 (TYO:7181)大和アセットに20%出資、資産運用力強化
・ホンダ (TYO:7267)中国で希望退職1700人応募、電動化戦略に投資
・日清粉G (TYO:2002)鶴見に小麦サイロ増設、100億円投資
・フジテック (TYO:6406)5カ年中計、営業益3倍、29年3月期440億円
・長瀬産業 (TYO:8012)東北大とナノテラス活用で研究所、半導体向け素材評価
・北越コーポ (TYO:3865)大王製紙と提携、生産・調達・物流で相互補完
・ホンダ (TYO:7267)米IBMと覚書、半導体・ソフト共同開発
・スズキ (TYO:7269)米新興に出資、自動運転システム活用で協業
・豊田自動織機 (TYO:6201)CFRP再生技術、独で受賞、日本企業で初
・大同工業 (TYO:6373)長期ビジョン、35年度売上高1500億円、アジア・南米開拓
・日立建機 (TYO:6305)既存建機をICT化、後付け装置発売
・コンバム (TYO:6265)シロキサン不使用の吸着パッド投入、電子部品の静電気防ぐ
・川崎重 (TYO:7012)サウジにガス圧縮機4基出荷、シェール処理向け
・TOPPAN (TYO:7911)エチオピアに新工場、政府系ID全般を製造発行
・NEC (TYO:6701)顔認証で搭乗手続き、個人のスマホで実行、全日本空輸などと実証
・フジクラ (TYO:5803)モルドバの車用ワイヤハーネスの生産終了、2工場閉鎖
・東芝テック (TYO:6588)スマホで配送状況を一元管理
・野村不HD (TYO:3231)千葉・柏に物流施設、免震構造・自動化対応
・中部電力 (TYO:9502)愛知・陸上風力発電の検討中止
・旭化成 (TYO:3407)太陽光パネル向け施工管理システムを外販
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・4月失業率(予想:3.9%、3月:3.8%)
・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+2.37万人、3月:-0.66万人) <ST>
■値がさハイテク株が日経平均株価をけん引
■リクルートHD、24/3 営業利益 16.9%増 4025億円
■前場の注目材料:マクセル、絶縁材事業を拡大、子会社がEV向け参入
■値がさハイテク株が日経平均株価をけん引
16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。
15日の米国市場は、NYダウが349ドル高、ナスダックは231ポイント高だった。
4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、年内の利下げ期待を受けた買いが強まった。
米長期金利の大幅低下を背景にハイテク中心に買われ、終日堅調に推移した。
シカゴ日経225先物は大阪比325円高の38705円。
円相場は1ドル154円60銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38730円まで買われた。
足もとで抵抗線として意識されていた25日線を上回ってきており、売り方の買い戻しを誘う流れになりそうだ。
また、米国ではエヌビディアなど半導体株の強さが目立っていた。
この流れを引き継ぐ形から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価をけん引する格好になりそうである。
昨日の日経平均株価は一時38800円台に乗せる場面も見られたが、買い一巡後は戻り売り優勢のなかで、結局は25日、75日線をキープできなかった。
両線のデッドクロス示現でシグナルが悪化するなか、両線を上放れてくる動きをみせてくることで、センチメント改善にもつながりそうである。
買い一巡後は膠着感が強まりそうだが、主要企業の決算発表が一巡したことで、昨日のニトリHD (TYO:9843)のような急落をみせてくる動きは落ち着いてくるだろう。
反対に決算が通過したことから、過剰に売り込まれた銘柄などには見直し余地がありそうだ。
物色としては、東エレク (TYO:8035)、アドバンテスト (TYO:6857)、レーザーテック (TYO:6920)など半導体株に資金が向かいやすいだろう。
また、決算は昨日でピークを通過したが、昨夕発表したところでは、リクルートHD (TYO:6098)、三菱UFJ (TYO:8306)、ゆうちょ銀行 (TYO:7182)、かんぽ生命保険 (TYO:7181)、すかいらーく (TYO:3197)、近鉄GHD (TYO:9041)、レゾナック (TYO:4004)、ニッパツ (TYO:5991)、ワコールHD (TYO:3591)、サンドラッグ (TYO:9989)、H2Oリテイル (TYO:8242)、ダスキン (TYO:4665)、TREHD (TYO:9247)、王将フード (TYO:9936)、フォスター電 (TYO:6794)などの動向が注目される。
■リクルートHD、24/3 営業利益 16.9%増 4025億円
リクルートHD (TYO:6098)が発表した2024年3月期業績は、売上収益が前期比0.4%減の3兆4164億9200万円、営業利益は同16.9%増の4025億2600万円だった。
HRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業及び人材派遣事業が増収。
25年3月期の純利益は3150億~4000億円になるとの見通し。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38385.73、+29.67)
・NYダウは上昇(39908.00、+349.89)
・ナスダック総合指数は上昇(16742.39、+231.21)
・シカゴ日経先物は上昇(38705、大阪比+325)
・SOX指数は上昇(5045.08、+141.15)
・VIX指数は低下(12.45、-0.97)
・米原油先物は上昇(78.63、+0.61)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・マクセル (TYO:6810)絶縁材事業を拡大、子会社がEV向け参入
・かんぽ生命保険 (TYO:7181)大和アセットに20%出資、資産運用力強化
・ホンダ (TYO:7267)中国で希望退職1700人応募、電動化戦略に投資
・日清粉G (TYO:2002)鶴見に小麦サイロ増設、100億円投資
・フジテック (TYO:6406)5カ年中計、営業益3倍、29年3月期440億円
・長瀬産業 (TYO:8012)東北大とナノテラス活用で研究所、半導体向け素材評価
・北越コーポ (TYO:3865)大王製紙と提携、生産・調達・物流で相互補完
・ホンダ (TYO:7267)米IBMと覚書、半導体・ソフト共同開発
・スズキ (TYO:7269)米新興に出資、自動運転システム活用で協業
・豊田自動織機 (TYO:6201)CFRP再生技術、独で受賞、日本企業で初
・大同工業 (TYO:6373)長期ビジョン、35年度売上高1500億円、アジア・南米開拓
・日立建機 (TYO:6305)既存建機をICT化、後付け装置発売
・コンバム (TYO:6265)シロキサン不使用の吸着パッド投入、電子部品の静電気防ぐ
・川崎重 (TYO:7012)サウジにガス圧縮機4基出荷、シェール処理向け
・TOPPAN (TYO:7911)エチオピアに新工場、政府系ID全般を製造発行
・NEC (TYO:6701)顔認証で搭乗手続き、個人のスマホで実行、全日本空輸などと実証
・フジクラ (TYO:5803)モルドバの車用ワイヤハーネスの生産終了、2工場閉鎖
・東芝テック (TYO:6588)スマホで配送状況を一元管理
・野村不HD (TYO:3231)千葉・柏に物流施設、免震構造・自動化対応
・中部電力 (TYO:9502)愛知・陸上風力発電の検討中止
・旭化成 (TYO:3407)太陽光パネル向け施工管理システムを外販
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・4月失業率(予想:3.9%、3月:3.8%)
・10:30 豪・4月雇用者数増減(予想:+2.37万人、3月:-0.66万人) <ST>