[29日 ロイター」 - ウクライナのゼレンスキー大統領は29日に掲載された米紙ワシントン・ポストとのインタビューで、米議会で審議が滞っている軍事支援が得られなければ、ウクライナ軍は「徐々に」退却を余儀なくされると述べ、迅速な可決を訴えた。
ゼレンスキー氏は、「米国からの支援がなければ、われわれには防空能力も、パトリオットミサイルも、電子戦妨害装置も、155ミリ砲もないということになる。それは、一歩ずつ、徐々に退却を強いられるということだ」と述べ、「退却しなくて済む方策を考えている」と明らかにした。
ウクライナ支援法案は、共和党の反対で米下院により数カ月にわたり成立が阻まれている。