[ジャカルタ 30日 ロイター] - インドネシア最大のIT企業、GoToゴジェック・トコペディア が30日発表した第3・四半期決算は、純損益が2兆4000億ルピアの赤字となり、前年同期の6兆7000億ルピアから赤字幅が大幅に縮小した。
マーケティング支出を減らすなどのコスト削減策が功を奏した。
ただパトリック・ワルジョ最高経営責任者(CEO)は、価格に敏感な消費者を中心に、コスト削減が市場シェアに悪影響を及ぼしたと説明。シェア1位の座を維持するため、慎重に投資を続けていく意向を示した。
これまでに配車や食品デリバリーといった分野で、価格に敏感な顧客に合わせた特別なサービスを導入したと説明した。
同社は引き続き年内の黒字化を目指すとしている。