2017/11/13商品相場展望
目次
●株式相場
●為替相場
●白金相場
●金相場
●原油相場
株式相場
日経平均株価は、バブル崩壊後の戻り高値(2万2666円)を抜き、25年10ヶ月ぶりの高値を更新。
2万3382円まで一時示現も上昇ピッチの速さに警戒が広がり、利益確定に押され反落しています。
一方で、中間決算が一通り出揃い、想定以上に良い結果でした。
日経平均の予想EPSは現在1509円。PER15倍でも2万2635円で、現在の水準に割高感はないとみていま。
為替相場
ル円は引き続きレンジを形成しています。
ただし、先週の高値114.73円を抜いてきた際は、もう一段のドル高という意識を持っておくほうがよいでしょう。
ユーロドルは引き続き三尊天井型。ファンドの投げを誘う動きとなるか注目です。
白金相場
白金は、下がらないけれども上がらない状況で、もみ合いが続いています。
円建て週足は、ここでしっかり出来ると再びMACDで買い転換の兆しがあるため注目いておきましょう。
金相場
金相場は、こちらも白金同様だが、逆に円建ての週足で売り転換の兆しがあります。
原油相場
原油は、反対に下がらない展開です。
ここにきてサウジアラビアの内政混乱、イランとの敵対による地政学的リスク増大が囃され高止まり。
ただし、週足でも、相対力指数70ポイント以上と買われすぎを示唆しています。
ブレント原油市場のファンドポジションは、更に買い越し増加しています。
・米国市場のCFTCは、祝日のため一日遅れて今晩の発表予定。
・原油は今週OPECの10月生産高発表あり。
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