目次
●株式相場
●為替相場
●白金相場
●金相場
●原油相場
株式相場
米国市場は、先週大幅続伸で史上最高値更新。引き続き堅調です。
先週金曜日は、ロシアゲート問題が取りざたされ、一時400ドル以上下落場面もありましたが、下値での買い意欲が強く、大きく戻して終了しました。また、土曜日に米上院にて税制改革法案可決。現在時間外取引にてNYダウは、240ドルほど高い状況です。
相変わらず強い動きをしているが、個人的には少々警戒もしておきたいと考えています。金曜日の動きは、首つり線とも見える警戒線を示現。そして、今週末は日本がメジャーSQ、米国の政府予算上限期限、ロシアゲート問題再燃と警戒すべき材料も多く、注意が必要でしょう。
為替相場
ボックス内での動きですが、私は円高警戒が必要とみています。
白金相場
相変わらずの動きですが、テクニカルは再度買い転換の兆しです。
日足はゴールデンクロス、週足ではMACDで円建て、ドル建て共に買い転換と期待できる動きになっています。
金相場
白金とは逆にテクニカルは悪くなった印象です。円建てはボックスの下限にきています。
原油相場
先週OPEC総会にて、来年末まで減産延長が決定しました。
材料出尽くしで反落を期待していましたが、ほとんど動かず。
高値更新を出来なかったと見るか、再度高値を伺う動きとみるかで印象は変わってきます。
内部要因は、ファンド買いが鮮明で、再度過去最高の買い越し枚数を更新。内部要因は、パンパンの状態なので、反落期待でみています。
当記事は、「セントラルマーケットコラム~経済金融・コモディティ~」からの転載です。またコラムでは、経済金融、貴金属のスペシャリストによるコラムも掲載しております。こちらもぜひご覧ください。
当コラムの筆者、萩原航のセミナーも定期開催中。
本コラムは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的として提供するものではありません。本コラムの情報は、正確を期しておりますが、その内容等を保証するものではありません。また、本コラムに記載された意見や展望などは、個人的な見解に基づく情報であり、本コラムにより被った損害についても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。お取引の最終判断はお客様ご自身でなさるようお願い致します。
※商品先物取引及び金融商品の証拠金取引は、価格変動等の理由により差損が生じる場合があり、元本や収益が保証されるものではありません。また、取引金額はお客様が預託すべき証拠金の額に比して大きいため、相場の状況によっては差し入れた証拠金を超える損失が生じる可能性もございます。お取引に際しては、契約締結前交付書面、約諾書・約款ならびにお客様向け資料の内容を十分ご理解の上お取引ください。