ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)は昨日(16日)、営業時間外取引で14%の下落を記録し343.89ドルとなった。
月曜日の市場取引時間終了後のネットフリックスの第2四半期決算発表により、投資家たちを落胆させた結果だ。
ネットフリックスは、第2四半期に67万人の米国における新規登録者を獲得した。これは4月に予想した123万人の登録者の約半分である。そして、海外における新規加入者も予想より50万人少なかった。
第1四半期との合計では、ネットフリックスは世界で520万人のユーザーを獲得したが、これは目標より100万少ない結果になった。
一方、新規登録者の伸びは第1四半期に比べて減少せず、安定している。
また、ネットフリックスの利益においても、3億8,430万ドル(1株当たり85セント)を計上しアナリストの期待を上回っている。
アナリストの予想の例として、Zacks Investment Research社はEPSを80セントと予想していた。
しかし、投資家たちは今回のレポートを受けてネットフリックス株は買われすぎと判断し下落したようだ。
6月25日、アメリカ政府が「中国からの米国ハイテク企業への投資」を禁止したことを受け、6.3%下げた。今回の下落幅はその2倍の規模だ。
これは約2年間の通常取引でもっとも著しい下落であり、ネットフリックスの時価総額は100億ドルを切った。
株価は今年初めから続く上昇トレンドラインを下回り、3・4月のピークより上の343.89ドルのサポートライン(上図:赤線)や、100日間の移動平均線に支えられている。それらは今年初めから約2倍に株価がなった地点である。
今回の下げは買い機会なのだろうか?
トレード戦略 – ロングエントリー準備
慎重なトレーダーは、6月21日の423.21ドルの高値をさらに更新し、上昇トレンドを確認してからロングエントリーするだろう。
中位のトレーダーは、上昇トレンドラインに再び戻り370ドルを超えたあたりでロングエントリーするだろう。
積極的なトレーダーは、もしサポートラインに支持され、最低限3月や4月のピークのラインを大陽線で上抜けしたらロングエントリーするだろう。
非常に積極的なトレーダーは、リスクリワードレシオ1:3で利確幅・損切り幅を決め、いまロングエントリーするだろう。
トレード例
- エントリー: $360
- ストップロス: $350 心理的にキリのいい数字 リスク: $10
- ターゲット: $400心理的にキリのいい数字利確幅: $40
- リスクリワードレシオ: 1:4