40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

【寄稿者インタビュー】2021年のマーケット見通し

発行済 2020-12-29 19:01
更新済 2023-07-09 19:31

激動の年だった2020年ももう残すところあと僅か。そこで、Investing.com日本版編集部では日頃分析記事をご寄稿いただいているアナリストの皆様に今年のマーケットの所感と来年の見通しについてコメントをいただきました!

株式会社アルゴナビス 代表取締役 清水洋介様



証券アナリスト (日本証券アナリスト協会検定会員/日本テクニカルアナリスト協会会員) 学歴:慶應義塾大学卒業 職歴:1983年大和証券入社、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て 投資情報サービス会社『ピクシスリサーチ』を設立 2014年5月 株式会社Argo Navisの代表となり株式スクールを開校する 出演番組: CSテレビ日テレニュース24 火曜日 夕15:10~ (祝日除く) TOKYO MX TV 三重テレビ放送 ネットTV  ストックボイス 生中継毎 週木曜日 14:00-14:10 (祝日除く) 連載: ダイヤモンド ザイ 東洋経済 四季報オンライン Zuu Online 株主手帳 辛口放談

今年のマーケットへの所感

2020年の相場は「コロナに始まり、コロナに終わる」ということでコロナに対して悲観的に見るのか、楽観的に見るのかで相場の見方も変わったということでしょう。

そして世界中で「新生活様式」が始まり、その関連銘柄が買われるという株式市場でした。これまでの覇者である米GAFAMに代表されるようなものが覇権を確立したということでしょう。ただ、世界的な金余り株高で持てるものと持たざるものの格差が大きくなったと思います。

株式市場ではかつての1980年代バブル、ITバブル、リーマンショック前の新興国バブルとの類似がみられます。

現状はバブルなのでいずれ来年の早いうちには(下手をすると年内にでも)暴落があるかもしれません。

来年のマーケットの見通し

2021年の相場は年初は新型コロナウイルスの感染拡大の影響が取り沙汰されて業績への懸念から売られ、日経平均も25,000円程度までの調整は見られそうです。その後は2021年度下期の景気回復期待、東京五輪特需期待から買われ27,000円を超える場面もありそうだえすが、東京五輪を前に失速となるでしょう。

また、年後半には米国を筆頭に景気回復から金利の上昇がみられ、株式市場は大きく調整となるでしょう。リーマンショックのようなことはないのでしょうが、2021年末は23,000円程度まで日経平均も調整となると思います。

樺 淳一様



国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe®)
学び続けることの大切さ、身の丈に合ったトレードスタイルを実践することに重きを置いています。現在は、トレードの傍ら、メールマガジンで相場情報を配信しています。

今年のマーケットへの所感

新型コロナウイルスによる相場変動が目立った他、
FRBによる金融緩和の長期化からドル売りが顕著に現れる年となりました。

また、英国のEU離脱に関して、
対EUとの貿易協議が難航している事からポンドの値動きが不安定となり、
取引に悩むトレーダーが多かったのではないかと感じています。

来年のマーケットの見通し

1月に新たな米大統領が就任し、英国とEUの貿易協議も何らかの結論が出され、
新型コロナウイルスもワクチン開発や接種の普及が見込まれますので、
新たな不安要素が出なければ2020年より安定するのではないかと考えています。

ただし、 近年の年初は円高が目立っており、
アノマリーの観点からも年初から春先にかけては調整が発生しやすい期間です。

ダウ平均株価や日経平均株価、為替市場では株高円安が続いており、
過熱感を伴って上げ続けていますので、
2021年の年初から春先にかけて何らかの大きな調整が発生するなど、
波乱要因には留意しておく必要があると考えています。

 

 

清水様、樺様、ご寄稿誠にありがとうございました!

今年は新型コロナウイルスの猛威で世界経済は混乱、景気刺激策やワクチン開発の進展に大きくマーケットが反応する非常にボラティリティーが高い1年となりました。

コロナショックで暴落した株式市場は順調に回復し、日経平均は本日30年4ヶ月ぶりの高値の水準まで上昇、また米主要3指数(ダウ平均S&P500ナスダック総合)は今年史上最高値を記録しました。

ドル円は2月中旬に112.22円の高値(ドル高円安)を付けた後に、3月上旬 では101.17円まで急落する(ドル安円高)ことがありました。

商品市場では、金先物は8月に2000ドルを超え一時史上最高値を記録、WTI原油先物は4月に史上初のマイナス価格 40.32ドルの安値を付けたことも記憶に新しい。

仮想通貨ではビットコインが年末にかけて急騰し2500ドルを突破、現在も史上最高値を更新する展開になっています。

2020年の金融市場はいくつもの史上初を記録する波乱に満ちた1年でしたが、トレーダーの皆様にとっては乗り切るのが難しい相場である一方で大きな収益機会があった年だったかもしれません。

来年もどうぞInvesting.comをトレードにお役立ていただけますと幸いです。

最新のコメント

ないわ〜。株知らなくても書ける内容。
そんなアナリストがいるんですか何千円はずすとは 普通ははずかしくやめていきますよね
そんなアナリストがいるんですか何千円はずすとは 普通ははずかしくやめていきますよね
何千円も予想が外れるアナリストではなくて目の前の相場に向き合ってきちんとした妥当な分析が出来るアナリストを 採用して欲しいです。
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます