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今週の相場見通し さすがに買われすぎの修正はあるのか?

発行済 2021-01-11 14:03
更新済 2023-07-09 19:32

☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2021/1/11(日)
 
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☆ 来週の相場見通し
 
☆ 米国市場
 
 先週の米国市場は非常に強い相場となった。製造業の景況感が好調となったことなどが好感された面もあるが、特に改めて買い上がるような材料ということでもなく、逆に雇用情勢に陰りがみられることや政局の混乱がみられるなど悪材料が多かったのだが、債券から株式への資金シフトなどが見られ、リスク選好の動きとなって大きな上昇となった。金余り相場が続いているということで目先の需給だけ、値動きだけの相場が続いている。
 
 今週は決算動向などを気にしながら手仕舞い売りに押されるのではないかと思う。新政権誕生を好感しての買いも一巡となった感もあり、ここからは新型コロナウイルスの影響、特に雇用情勢の悪化などが取り沙汰されてくるのではないかと思う。新政権の経済対策などが期待されているようだが、その割には景気敏感株が売られる場面もあり、素直に好感しているというよりは単純に値動きのあるところについて行っているだけということだろう。いったん上値が重くなると手仕舞い売りを急ぐことになりそうだ。
 
 今週は火曜日に雇用動態調査の発表があり、水曜日は未明に地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表があり、夜には消費者物価指数(CPI)が発表される。木曜日は新規失業保険申請件数が発表になり、週末金曜日は消費者態度指数やニューヨーク連銀製造業景況指数、小売売上高、鉱工業生産指数が発表される。
 
☆ 日本市場
 
 先週の日本市場は新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、東京都など一都三県に緊急事態宣言が発出されたが、特に問題視されるでもなく、逆に3連休を控えた週末に大きな上昇となるなど堅調な展開となった。買い上がる材料など全くないように見えるのだが、米国市場と同様に目先の値動きだけに連れて動いているということだろう。根本的には金余りということや飲食や外出の自粛で金余りのなかで消費や設備投資ではなく株式市場に資金が流入しているという面もあるのだろう。緊急事態宣言の発出すら材料視されず、買われすぎの状況が続いている。
 
 今週はさすがに調整感がでるのではないかと思うが、目先の値動きの良いところに資金が集まるということで指数が押しあげられるということになるのだろう。ただ、買われすぎということには変わりなく、さらに買われすぎるのか買われすぎの修正がみられるのか毎日の値動き次第ということなのだろう。降れば土砂降りではないが好材料に敏感に反応している市場だが、いったん下落が始まると一気に調整となることもあるのだろう。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず緊急事態宣言の強化などが取り沙汰されてくればさすがに手仕舞い売りに押されることになると思う。
 
 個別には半導体関連銘柄などは需給好転が期待されて買われるということもありそうだ。ただ、先までみても買われすぎには違いなく、いったん買われ過ぎ感が出て来ると一気に手仕舞い売りに押されることになりそうだ。積極的に買い上がる材料が特になく、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことで金融緩和や経済対策が期待できるという状況にも限度があるのだろうし、業績面を見ると買えない銘柄も多くなりそうだ。値動きの軽い銘柄などに目先筋の買いが集まるということもあるのだろう。
 
 今週は火曜日に景気ウォッチャー調査や貸出・預金動向の発表があり、水曜日はマネーストックが発表される。木曜日は地域経済報告や企業物価指数(PPI)や機械受注統計が発表される。
 
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
 
・NYダウ
 先週も25日移動平均線や基準線のサポートを確認しながら高値更新となり、堅調な地合いが続いている。RSIやストキャスティックスは上値余地もあるが高値圏にあり、週末の下ヒゲ線が「首吊り足」となる可能性もある。週初に軟調となると調整感が強まるだろう。
 予想レンジ  30,300ドル~31,500ドル
 
・ナスダック指数
 上値の重い展開だったが、週末に高値引けとなり、高値更新となった。ただ、週末の形が下ヒゲが長く、週初に軟調な展開となると「首吊り足」となっての調整が見られそうだ。
 予想レンジ  12,600pt~13,500pt
 
・日経平均
 週末に高値を更新、高値引けとなったが、RSIやストキャスティックスは上値余地も若干あるが、高値圏にあり、今週は25日移動平均線や基準線のサポートを確認する場面もありそうだ。
 予想レンジ  27,200円~28,500円
 
・日経ジャスダック平均
引き続き堅調な地合いとなっている。週末も高値引けとなり、さらに上値も期待されるが、目先的な過熱感も強く、逆に買戻し一巡となったのであれば週初から調整となるのだろう。
 予想レンジ  3,700円~3,800円
 
・ドル円
 いったん下値を試したものの一気に切り返して25日移動平均線や基準線を抜けてきた。RSIやストキャスティックスも上値余地があり、いったん75日移動平均線や雲までの戻りも期待される。
 予想レンジ  103.2円~104.5円

最新のコメント

一年中、買われ過ぎのコメントを書いてきています。いつかは、下がるから予想は100%当たります。でも、アナリストならもう少し気の利いたコメントが、欲しいなあ。
今週の記事の見通しさすがに考え方家思考の修正はあるのか!?
株価は歴史から見ても数年から十数年ごとに暴落をしています。なので暴落はいつか必ず発生します。言い続けていればいつかは必ず当たります。しかしこんなのは周知の事実なので予想でもなんでもないです。こちらの方は12月に「バブル崩壊」は「直近」と「予想」されています。それが訂正もされずに「バブル相場になれば」とも書かれています。この方の記事が検証も分析もされておらず、適当に書かれていると思えるのはこういうところなのです。
おうじろうさんの言う通りです💡
予想レンジ  27,200円~28,500円もはや予想レンジ幅も1000円超えてきた…一年以上分析らしい根拠も示さずコロナの題材一辺倒で、手仕舞い売り下落といい続けて何千円上がったのだろう…金曜日にはまた手仕舞い売りに押されるか‼️と言うのだろう…チャートのトレンドが終わるのを確認出来る要素があれば下落と予想してもいいと思うがトレンドは何も崩れていないのに下落という言葉を使って予想すること自体が甚だおかしいと思う。コロナの下落相場は金融政策が始まってからすでに終わっているのが分からないのだろうか?もし、下落があるとしても利益確定でありコロナの拡大が止まらないのになぜ株価が上がっているのか?をきちんと分析して記事を書かれた方がまだいいと思いますよ。この先も下がる、下がると言っていればいつかは、下がるでしょうけどその時に「ほれ、見たことか、下がると言ったじゃないですか‼️」って記事を書いても笑われるだけですよ。
反面教師としてとても参考にさせてもらっています。これからもよろしくお願いします。
この方。実践に基づいた相場観測に定評ありだそうですが。。。それはないですね。寧ろそれが一番ない 笑 
この方の解説、相変わらずです。「いったん下落が始まると一気に調整となることもあるのだろう」大納会から年初にかけて4日連続で下落しましたが、調整どころかその後大暴騰しましたが?「飲食や外出の自粛で金余りのなかで消費や設備投資ではなく株式市場に資金が流入しているという面もあるのだろう」飲食・外出を控えたお金で株式購入って、普段はどんなものを食べ、どこへ出かけているのでしょうか。フカヒレ食べて、海外旅行ですかね(笑)。仮にそれで株価が上がっているとするならば、コロナ拡大はむしろ上昇要因なっていますよ。コロナで株価下落を予想さていることが矛盾しています。予想の的中率を高める以前に、記事の質を高められた方がいいですよ。
こいついつも買われ過ぎだの、危ないだの言ってね?こいつが上がるってときがほんとの天井かもね
ほんとコイツほど当てにならないヤツも他に居ないのでいつも笑ってる
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