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今週はもみあい、雇用統計後は金上昇へ

発行済 2016-10-03 16:13
更新済 2023-07-09 19:32

先週のドル建て金ですが、動かないですね。

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先々週のFOMCを受けて上昇した金相場ですが、12月利上げ見送りは確定的ではないため、トレンドに欠ける展開です。

NY金を日足でみてみると、3か月ほど横ばいです。

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投機筋の買い越しも横ばいで推移しており、積極的な売買なく市場は動いていない状況です。

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投機筋の買いは先週再び1000トン越えしてきましたが、ここから増えていくためには買い材料が必要です。
仮に、米国の利上げが年内見送りとなれば、1000トン越えからさらに増加するでしょう。


注目は、週末の雇用統計です。
これまで雇用はそこそこ良く、経済指標は良くない状況が続いてきました。
この雇用情勢をみて、利上げに踏みこもうとしていた米国ですが、肝心の雇用統計の波が失速する恐れが出てきています。

私は、今回の雇用統計は他の経済指標に遅れて低迷してくるのではと予想しています。
雇用が悪ければ利上げの材料がなくなるため、金の上昇要因になります。
12月の利上げが遠のくなら、金は3か月~6カ月の上昇トレンドを形成するでしょう。

最後にドイツ銀行の問題ですが、長引くと米国の利上げの足を引っ張ることになるため、中期的に金の上昇材料になる可能性があります。
この問題の動向も注意しておきましょう。


当記事は、「セントラルマーケットコラム~経済金融・コモディティ~」からの転載です。またコラムでは、経済金融、貴金属のスペシャリストによるコラムも掲載しております。こちらもぜひご覧ください。
当コラムの筆者、後藤道義のセミナーも定期開催中。

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