18日、原油価格は小動きしている。またOPECはウェブサイトにて、次回総会は7月1日-2日で合意したと発表した。
18時25分時点で、米WTI原油先物は0.20%安の54.00ドル、ブレント原油先物は0.63%安の61.75ドルを付けている。
ブルームバーグはべネズエラの石油相の発言を引用し、OPECプラスが今年下半期の協調減産について話し合う総会を、7月1日、2日にウィーンにて行う可能性が高いと報道した。その後、OPECのサイトにて本日程で合意したことが発表された。
一方で米中貿易協議が再開されるという報道も、原油市場にとって好材料となった。
ドナルド・トランプ米大統領は18日のツイートで、来週のG20首脳会談で中国の習近平国家主席と会談することを発表し、同氏と「非常に良い」電話会談を行ったと述べている。
同氏のツイートにより市場心理は改善し、同日の米国株式は大幅上昇となった。また、米中貿易戦争による原油需要減の懸念が後退したことにより、原油価格も上昇した。