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原油横ばい、新型肺炎感染拡大への懸念根強く

発行済 2020-01-24 12:24
更新済 2020-01-24 12:26
原油横ばい、新型肺炎感染拡大への懸念根強く

[シンガポール 24日 ロイター] - アジア時間の原油先物は横ばい。だが、週間では4─5%の下げとなる見通し。中国での新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で燃料需要が減退するとの懸念に圧迫されている。

昨年末に中国の武漢市で発生した同ウイルスによる肺炎の死者はこれまでに25人に上り、旅行業界に打撃を与えているほか、景気見通しも暗くしている。[L4N29S48M]

0225GMT(日本時間午前11時25分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.04ドル安の1バレル=62ドルと、12月4日以来の安値。前日は1.9%下落していた。週間では4%安。

米WTI原油先物 (CLc1)は0.01ドル安の55.58ドルと、11月29日以来の安値。前日は2%安だった。週間では5%安。

ANZは24日付のリサーチノートで、新型肺炎の感染が一段と広がれば、輸送セクターの燃料需要が減る可能性があると警告した。

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