[メキシコ市 28日 ロイター] - メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が28日発表した12月の貿易統計は、貿易黒字(季節調整済み)が12億8300万ドルだった。2019年通年の貿易黒字は約61億ドルで、1996年以来の大幅な黒字となった。
18年の貿易収支は約133億ドルの赤字だった。
12月の輸出は調整後ベースで前年比2.1%減と、4カ月連続で減少した。輸入は5.1%減少し、7カ月連続のマイナスを記録した。
メキシコ経済はこの1年、リセッション(景気後退)入り目前の状況にまで陥り、輸入品への需要が減少。貿易黒字の拡大につながった。
輸出もこの数カ月弱含んでいるが、輸入ほどには減少していない。
12月の貿易収支は調整前では約31億ドルの黒字。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200129T014023+0000