[15日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、傘下のコンシューマー・バンキング部門「マーカス」の増強に向け買収を検討している。3人の銀行筋が明らかにした。
関係筋によると、ゴールドマン経営陣はマーカスに転換をもたらすディールに対して基準を「極めて高く」設定している。
デジタルバンキングは関心を抱く1分野だ。関係筋によると、新型コロナウイルス流行を受けて、オンライン活動が業界における将来の成長の中心になり、支店の役割が引き続き低下するとの考えがゴールドマン経営陣の中で強まっている。
そのため、経営陣は支店の買収が含まれるディールの可能性を排除。新たな顧客やユニークな技術を呼び込むデジタルビジネスが魅力的になりそうだという。
ゴールドマンはコメントを避けた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210115T075910+0000