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米シティ、第4四半期は7%減益 費用増や個人銀行部門の減収響く

発行済 2021-01-16 01:00
更新済 2021-01-16 01:00

[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが15日発表した2020年第4・四半期決算は7%の減益となった。費用増やコンシューマーバンキング部門(個人向け銀行)の減収が響いた。

貸倒引当金を15億ドル戻し入れたことが下支えとなったものの、収益は過去最低水準にある政策金利に圧迫された。

米株式市場午前の取引で、シティの株価は5%近く下落した。

第4・四半期の利益は46億3000万ドルに減少。しかし、1株当たり利益は2.08ドルと、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の1.34ドルを上回った。

収入も10%減少した。一方、費用は2%増加した。

グローバルコンシューマーバンキング部門は14%減収。クレジットカード利用の減少や金利低下が重しとなった。

同部門の成長を主導してきた北米ブランドクレジットカード事業の手数料収入は13%減少した。

総融資は3%減の6760億ドル。一方、預金は20%増の1兆3000億ドルとなり、経済を巡る不透明感から消費者が借り入れを減らし、貯蓄を増やしている状況が浮き彫りとなった。

トレーディング部門は好調で、株式トレーディングの手数料収入は57%増、債券トレーディングでは7%増だった。

コルバット最高経営責任者(CEO)は、第1・四半期に自社株買いの再開を目指していると明らかにした。幹部によると、同四半期中に18億ドル相当の自社株を購入する能力があるという。

コルバットCEOは近く退任し、ジェーン・フレーザー社長が次期CEOに就任する。米金融大手では初の女性トップとなる。

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