FOMCが終了し、予想通り0.25%の利上げが決まった。パウエル議長は利上げのスピードについて、インフレが驚くほど進めば早めるが、それは想定していないと述べた。緩和的な政策に関する文言を削除したことについては、緩やかな利上げを進めるという方針の変更を示唆しているわけではないと発言した。
FOMC終了後、一時的に米国株式市場は上昇したが、利上げに関しハト派的な印象が広がって銀行株が下落し、主要3指数揃って下落して終了した。
米国10年債利回りは午前10時24分現在、3.057%。前日から下落して推移している。これを受けて昨日113円を突破していたドル/円も112.60台まで下がったが、戻して112.88となっている。
米国市場の下落を受けて日経平均株価は前場で一時下落したが、持ち直して24000円を簡単に突破。力強い上昇を見せており、次のターゲットは1月の年初来高値である24124円となるが、この勢いだと突破にそう時間はかからないだろう。