以下の3つが、今日のマーケットの注目ポイントだ。
1. 非農業部門雇用者数は20万増加する見通し
非農業部門雇用者数は、今日のマーケットの大きな要因となるだろう。
日本時間22時30分に、米労働省はこの指標を発表する。
エコノミストは非農業部門雇用者数は10月より減少し、20万人の増加だと予想している。
失業者率は3.7%に留まる見通しだ。
FRBによる2019年の金融政策を左右すると考えられる平均時給は0.3%の増加が見込まれている。
日本時間8日午前0時に、ミシガン大学が消費者信頼感指数を発表する、エコノミストは、97.1まで下がると予想している。
2. OPECの方針
原油トレーダーは、今日に石油輸出国機構(OPEC)とロシアが原油の減産に同意するかどうかに注目しているだろう。
株式の暴落とロシアが減産をためらっていることを受け、6日の原油価格原油価格は下がっていた。
米国、サウジアラビア、ロシアは石油を日量一日約1100万バレルまで増産し、ここ何か月かの最高を記録しており原油の下落圧力となっていた。
「市場の注目は完全にOPEC(総会)に集まっている」と、ニューヨークにある原油を中心に扱うファンド、Tyche Capital Advisors社のタリク・ザヒア氏は言う。同氏は、「ロシアは大きな減産に屈したくないと考えている」と述べている。
3. ビッグ・ロッツの決算報告
今日に決算発表を控えているものは少ないが、注目すべき決算がある。
ビッグ・ロッツ(NYSE:BIG)は、今日の市場前に決算を発表する。アナリストは、11.4億ドルの売上高、EPSが0.01ドル落ちると予想している。
最近の株式市場の不安定性を受けて、同社の株価はここ3ヶ月下がっている。