[東京 10日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は10日の衆院予算委員会で、引き続き政府・日銀で連携しあらゆる政策でデフレ脱却を目指すと改めて強調した。井野俊郎(自民)委員への答弁。
西村再生相は「アベノミクスの3本の矢によりデフレではない状態を作り出すことができた」と述べ、具体例として消費者物価指数で基調的な動きを表すコアコア指数(生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数)が26年連続プラスであることを示した。もっともデフレから脱却したと判断するには「デフレに戻る恐れがないことを確認する必要がある」と指摘した。
(竹本能文※)