40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

NY市場サマリー(4日)ダウ続伸、5年債利回り最低更新

発行済 2020-08-05 06:37
更新済 2020-08-05 06:45

[4日 ロイター] -

<為替> ドルが小幅安。全般的に不安定な取引となる中、ショートポジションの巻き戻しの動きが一服した。引き続き、新型コロナウイルス追加対策を巡る米与野党協議の行方が注目されている。

民主上院トップのシューマー院内総務は「いくつかの問題で依然大きな隔たりがあるものの、ようやく正しい方向に向かっている。現時点で優先事項や規模を巡って折り合いがついていない」と述べた。

ドルは通貨バスケット (=USD)に対し0.16%安。過去2営業日で0.6%値上がりした。

ラボバンクのシニア新興市場FXストラテジスト、ピョートル・マティス氏は「ドルは先月、大幅に下落しており、緩やかな自律反発はあり得るものの、新型コロナの影響などへの懸念が根強いことから、ドルの地合いは引き続き弱い」と述べた。

今週発表される経済指標では、週間の新規失業保険申請件数や7月の雇用統計が注目される。

豪ドル は0.44%高。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は4日、定例理事会を開き、オフィシャルキャッシュレートを過去最低の0.25%に据え置いた。

<債券> 5年債利回りが過去最低を更新したほか、10年債利回りも5カ月ぶり水準に低下した。安全資産需要の高まりで米景気の鈍い回復に対する懸念が示された。

5年債利回り (US5YT=RR)は過去最低の0.189%に低下。先週も7月29─31日まで最低を更新していた。

5年債利回りは5年後の市場の金利期待を反映している。つまり現状では、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切れるほど経済の回復が十分に安定しないとみられていることになる。

10年債利回り (US10YT=RR)は一時0.505%と、過去2番目に低い水準まで下げた。過去最低を付けたのは、新型コロナウイルスの拡大を受けFRBが政策を打ち出す前だった。終盤は5.6ベーシスポイント(bp)低下の0.507%。

30年債利回り (US30YT=RR)は6.3bp低下の1.181%。2年債利回り (US2YT=RR)は0.6bp低下の0.109%だった。

<株式> 不安定な値動きの中、続伸した。新型コロナウイルス追加経済対策への期待感が背景。アップルやエネルギー株が買われて上昇を主導する一方、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) (N:AIG)やマイクロソフト (O:MSFT)は売られた。

米アップル (O:AAPL)が0.7%高と5日続伸。前週発表された好決算が引き続き材料視されている。米上場企業として初の時価総額2兆ドルまであと約1200億ドルに迫っている。

S&P主要11セクターでは、エネルギー (SPNY)が2.45%高と上昇率トップ。一方、ヘルスケア (SPXHC)が下落した。

投資家は米国の新型コロナ追加経済対策待ちとなっている。民主党のシューマー上院院内総務は、ホワイトハウスとの協議は「適切な方向」に向かっていると述べた。

中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)から短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米部門取得を検討している米マイクロソフト (O:MSFT)は1.5%下落。

米ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア (O:TTWO)は約6%高。新型コロナウイルス感染防止のための外出規制を背景に「グランド・セフト・オート」などのビデオゲームが好調で、通年の調整後売上高予想を引き上げた。

米ウォルト・ディズニー (N:DIS)は四半期決算を受け、時間外取引で2%下落した。

<金先物> 世界的に景気回復が遅れるとの懸念などから買われ、続伸した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比34.70ドル(1.75%)高の1オンス=2021.00ドルと、中心限月清算値ベースで初の2000ドル台に乗せ、8日連続で史上最高値を更新した。

<米原油先物> 米追加経済対策への期待と製造業指標の改善を背景に買いが優勢となり、3営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月9月物清算値(終値に相当)は、前日比0.69ドル(1.68%)高の1バレル=41.70ドル。10月物の清算値は0.60ドル高の41.91ドル。

ドル/円 NY終値 105.70/105.74

始値 106.11

高値 106.19

安値 105.65

ユーロ/ドル NY終値 1.1800/1.1804

始値 1.1768 (EUR=)

高値 1.1803

安値 1.1722

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 101*17.00 1.1888% (US30YT=RR)

前営業日終値 100*04.50 1.2440%

10年債(指標銘柄) 17時05分 101*02.50 0.5118% (US10YT=RR)

前営業日終値 100*19.00 0.5630%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*09.25 0.1917% (US5YT=RR)

前営業日終値 100*04.00 0.2250%

2年債(指標銘柄) 17時03分 100*01.00 0.1092% (US2YT=RR)

前営業日終値 100*00.63 0.1150%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26828.47 +164.07 +0.62 (DJI)

前営業日終値 26664.40

ナスダック総合 10941.17 +38.37 +0.35 (IXIC)

前営業日終値 10902.80

S&P総合500種 3306.51 +11.90 +0.36 (SPX)

前営業日終値 3294.61

COMEX金 12月限 2021.0 +34.7 <0#GC:>

前営業日終値 1986.3

COMEX銀 9月限 2602.8 +161.1 <0#SI:>

前営業日終値 2441.7

北海ブレント 10月限 44.43 +0.28 (LCOc1)<0#LCO:>

前営業日終値 44.15

米WTI先物 9月限 41.70 +0.69 (CLc1)<0#CL:>

前営業日終値 41.01

CRB商品指数 147.9156 +1.1438 (TRCCRB)

前営業日終値 146.7718 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200804T213711+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます