16日のマザーズ先物は先週末比3.0pt安の849.0ptと6日続落した。
なお、高値861.0pt、安値は846.0pt、取引高は1967枚。
本日のマザーズ先物は、指数インパクトの大きいサンバイオ (T:4592)がストップ安をつけたことが指数の重しとなりマザーズ先物にも影響を与える格好となった。
サンバイオは大日本住友製薬 (T:4506)との再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした北米共同開発を中止し、共同開発及びライセンス契約を解消すると発表した。
また併せて、20年1月期の売上高を従来予想の7.13億円から4.47億円(前期実績7.41億円)に下方修正した。
こうした背景から同社の株価は16%超とストップ安をつけ、マザーズ指数を7pt以上押し下げた。
この他、時価総額上位銘柄のそーせい (T:4565)なども大きく下落し、マザーズ先物を下押しした。
また、本日も指数インパクトのないIPO銘柄に資金が集まったことがマザーズ先物の軟調さに繋がったと思われる。
売買代金上位では、直近IPO銘柄であるマクアケ (T:4479)のほか、上半期の営業利益が大幅増益となったスマレジ (T:4431)などが上昇した一方で、上述したそーせいのほか、ジーエヌアイグループ (T:2160)、ブシロード (T:7803)、ALiNK (T:7077)などは下落となった。