20日のマザーズ指数は大幅続伸となった。
前日の米国株式市場で、連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して利下げ期待の高まりから主要3指数が上昇した流れから、本日のマザーズ市場は底堅いスタートとなった。
朝方にいったん利食い売りの動きもみられたが、堅調なアジア株式市場の動向や日経平均の上昇を背景に、個人投資家心理も次第に上向き、マザーズ指数は大引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。
なお、売買代金は概算で1390.93億円。
騰落数は、値上がり195銘柄、値下がり81銘柄、変わらず8銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、アクアライン (T:6173)がストップ高となったほか、イオレ (T:2334)やマーケットエンタープライズ (T:3135)が2ケタ上昇に。
売買代金上位では、マニラ高架鉄道への光回線や携帯基地局設置の契約締結を引き続き材料視されたアイ・ピー・エス (T:4390)のほか、オンコリス (T:4588)、そーせい (T:4565)、ロゼッタ (T:6182)、JMC (T:5704)、メドピア (T:6095)が堅調な一方で、HEROZ (T:4382)、Kudan (T:4425)、PKSHA (T:3993)、サンバイオ (T:4592)は軟調。
なお、本日マザーズ市場に上場したピアズ (T:7066)の初値は公開価格を51.9%上回る5500円となり、初値形成時の出来高は27万7400株だった。