[フランクフルト 18日 ロイター] - 仏銀BNPパリバ (PA:BNPP)は、ドイツ銀行 (DE:DBKGn)の個人投資家向けにワラントなどのデリバティブ(金融派生商品)を販売する事業の買収で最有力候補となっているもよう。ドイツの証券新聞が18日、情報源を示さず伝えた。
報道によると、ドイツ銀のこの事業の価値をアナリストらは4億─5億ユーロ(4億4500万─5億5600万ドル)と試算している。
BNPはコメントを差し控えた。
ドイツ銀は7月、投資銀行の縮小や株式関連部門の閉鎖など、74億ユーロ規模の事業リストラを発表した。
ドイツ銀は声明で、株式取引からの撤退を決定した後、この部門の見直しを進めていると説明。「見直しは続行中で、顧客には引き続き通常通りのサービスを提供する方針」とした。