[8日 ロイター] - 米航空機大手ボーイング (N:BA)が8日に発表した8月の受注・引き渡しデータによると、2回の墜落事故を受けて運航停止中の737MAX型機に今年に入って初めての受注があった。一方、同機の注文取り消しは17件で、年初からの取り消し総数は445件に拡大した。
737MAX型機を発注したのはポーランドのエンターエア (WA:ENTP)で、737─8型機を2機発注。契約には2機を追加するオプションも付いている。
この他、複数の不特定顧客が737MAX型機を3機発注した。
8月の引き渡し数は13機で、前年同月の18機から減少したものの、前月の4機からは増加した。年初からの引き渡し数は87機で、前年同期比で約7割落ち込んだ。