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米原油生産、5月は日量200万バレル減 過去最大の落ち込み

発行済 2020-08-03 08:36
更新済 2020-08-03 08:45
© Reuters.

[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が31日公表した月報によると、5月の国内原油生産は前月比200万バレル減の日量1000万バレルと、2005年の統計開始以降で最大の落ち込みを記録した。

供給過多や新型コロナウイルス感染拡大による需要減退で原油価格が今春、暴落したのを受けた。

最大の産油地であるテキサス州は、原油生産が日量76万4000バレル減少し、ノースダコタ州は同35万3000バレル減となった。メキシコ湾沖での生産は同30万バレル減った。

ガソリン需要は前年同月比23.5%減の日量720万バレル。ディーゼルなど留出油の需要は12.6%減の同350万バレルだった。

米本土48州の天然ガス生産量は前月比57億立方フィート減の974億立方フィートと、2018年10月以来の低水準で、減少率も2008年9月以来の大きさだった。天然ガス生産量は19年11月に過去最大の1070億立方フィートを記録し、その後はほぼ毎月、減少している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200802T233421+0000

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