先週の新興市場では、日経ジャスダック平均が年初来高値を更新し、マザーズ指数も取引時間中の年初来高値に迫るなど堅調に推移した5月24日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表や25日の石油輸出国機構(OPEC)総会といったイベントを控え、日経平均がややこう着感の強い展開となったことから、値幅取り狙いの物色が値動きの軽い中小型株に向かったなお、週間の騰落率は、日経平均が+0.5%であったのに対して、マザーズ指数は+3.5%、日経ジャスダック平均は+1.7%だった
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィが週間で2.7%高、サイバーダイン
が同1.7%高、そーせいグループが同0.7%高となったまた、新技術に関する論文が材料視されているASJや、子会社とPeach Aviationとの仮想通貨に関する業務提携を発表したリミックスポイントが活況となり、週間のマザーズ上昇率上位に並んだバンダイナムコエンターテインメントとの業務提携を発表したドリコムや、サイバーステップ、中村超硬なども週間で2ケタの上昇率となった反面、エディアやソレイジア・ファーマなどが利益確定売りに押されたエディアは5月25日売買分から信用規制が強化されているジャスダック主力は、ハーモニック・ドライブ・システムズが同4.4%高、平田機工が同3.2%高となるなど全般堅調だった平田機工は有機EL関連として物色を集める場面があった売買代金上位では、日米欧での特許査定が材料視されたラクオリア創薬や、主力コンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」の7周年企画が期待材料となったブロッコリーなどが大きく買われた一方、アエリアやエン・ジャパンは利益確定売り優勢となり、一連の株式公開買付け(TOB)が終了したソレキアなどが週間のジャスダック下落率上位となった
今週の新興市場は、利益確定売りをこなしながら堅調な値動きが続きそうだ週末に米雇用統計の発表を控え、日経平均は2万円手前でこう着感の強い展開が続くとみられるここまでの上昇で高値警戒感が意識されつつも、値動きが軽い中小型の材料株やテーマ株には引き続き個人投資家の物色が向かいやすいだろう
今週は5月29日に東和フードサービス、31日にはてな、トリケミカル研究所、ACCESS、6月1日にピープルなどが決算発表を予定している第1四半期決算を発表するトリケミカル研究所は半導体向け新規材料の需要が好調に推移しており、市場評価も高い業績が回復基調にあるACCESSも注目されそうだ東和フードサービスは従前に前期及び今期の業績観測が報じられている
IPO関連では、ビーブレイクシステムズが5月29日、ディーエムソリューションズが6月1日、エコモットが2日からそれぞれブックビルディング(BB)期間となるビーブレイクシステムズの仮条件は想定発行価格を上回る水準で設定され、評価の高さが窺えるなお、先週はFringe81(6月27日、マザーズ)、ツナグ・ソリューションズ(6月30日、マザーズ)、SYS HD(6月30日、ジャスダック)の新規上場が発表されている6月のIPO件数は計6社となった
個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィが週間で2.7%高、サイバーダイン
が同1.7%高、そーせいグループが同0.7%高となったまた、新技術に関する論文が材料視されているASJや、子会社とPeach Aviationとの仮想通貨に関する業務提携を発表したリミックスポイントが活況となり、週間のマザーズ上昇率上位に並んだバンダイナムコエンターテインメントとの業務提携を発表したドリコムや、サイバーステップ、中村超硬なども週間で2ケタの上昇率となった反面、エディアやソレイジア・ファーマなどが利益確定売りに押されたエディアは5月25日売買分から信用規制が強化されているジャスダック主力は、ハーモニック・ドライブ・システムズが同4.4%高、平田機工が同3.2%高となるなど全般堅調だった平田機工は有機EL関連として物色を集める場面があった売買代金上位では、日米欧での特許査定が材料視されたラクオリア創薬や、主力コンテンツ「うたの☆プリンスさまっ♪」の7周年企画が期待材料となったブロッコリーなどが大きく買われた一方、アエリアやエン・ジャパンは利益確定売り優勢となり、一連の株式公開買付け(TOB)が終了したソレキアなどが週間のジャスダック下落率上位となった
今週の新興市場は、利益確定売りをこなしながら堅調な値動きが続きそうだ週末に米雇用統計の発表を控え、日経平均は2万円手前でこう着感の強い展開が続くとみられるここまでの上昇で高値警戒感が意識されつつも、値動きが軽い中小型の材料株やテーマ株には引き続き個人投資家の物色が向かいやすいだろう
今週は5月29日に東和フードサービス、31日にはてな、トリケミカル研究所、ACCESS、6月1日にピープルなどが決算発表を予定している第1四半期決算を発表するトリケミカル研究所は半導体向け新規材料の需要が好調に推移しており、市場評価も高い業績が回復基調にあるACCESSも注目されそうだ東和フードサービスは従前に前期及び今期の業績観測が報じられている
IPO関連では、ビーブレイクシステムズが5月29日、ディーエムソリューションズが6月1日、エコモットが2日からそれぞれブックビルディング(BB)期間となるビーブレイクシステムズの仮条件は想定発行価格を上回る水準で設定され、評価の高さが窺えるなお、先週はFringe81(6月27日、マザーズ)、ツナグ・ソリューションズ(6月30日、マザーズ)、SYS HD(6月30日、ジャスダック)の新規上場が発表されている6月のIPO件数は計6社となった