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日米の注目経済指標:米5月雇用統計は6月利上げを後押しか

発行済 2017-05-27 15:22
更新済 2017-05-27 15:33
日米の注目経済指標:米5月雇用統計は6月利上げを後押しか
5月29日-6月2日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。


■5月30日(火)午後9時30分発表予定
○(米)4月PCEコア指数-予想は前年比+1.5%
参考となる3月実績は前月比+1.6%。
前月比では予想外の-0.1%だった。
3月のコアPCEの下落は例外とみられており、上昇率は次第に上向く見込みだが、2%のインフレ目標の早期到達は難しくなっている。
4月については個人消費がある程度回復すると予想されるが、インフレ率の予想は妥当な水準。


■6月1日(木)午後9時15分発表予定
○(米)5月ADP雇用統計-予想は前月比+18.0万人
参考となる4月実績は前月比+17.7万人で市場予想とおおむね一致したが、完全雇用に近づいていることから、20万人規模の雇用増が続く状況ではないとみられる。
5月については企業側で適材を確保することが難しくなっており、4月実績を上回る雇用増となるかどうか微妙な状況。


■6月2日(金)午後9時30分発表予定
○(米)4月貿易収支-予想は-440億ドル
参考となる3月実績は-437億ドルで貿易赤字額は若干縮小した。
輸入減少が主な要因とみられている。
4月については輸入額が増えると予想されており、輸出は3月実績をやや上回る可能性があるものの、貿易赤字はやや拡大する可能性がある。


■6月2日(金)午後9時30分発表予定
○(米)5月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+17.6万人、失業率は4.4%
参考となる4月実績では、非農業部門雇用者数は前月比+21.1万人、失業率は4.4%。
レジャー・接客、専門職、ヘルスケア・社会補助などの業種の伸びが目立った。
5月については、小売、建設、製造などの分野で引き続き雇用増が期待されている。
人材確保は難しくなっているが、18万人程度の雇用増は可能とみられている。
なお、5月の平均時給は前年比+2.7%と予想されており、4月実績を上回る見込み。


その他の主な経済指標の発表予定は、30日(火):(日)4月失業率、(米)5月消費者信頼感指数、31日(水):(日)4月鉱工業生産、(米)5月シカゴ購買部協会景気指数、6月1日(木):(米)5月ISM製造業景気指数。



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