7月30日:日本新発10年物国債利回りの急上昇、ドル円、世界の株価指数、人民元、原油

 | 2018年07月31日 15:16

h2 ポイント
  • 好ましくない決算発表や予定されている金融政策の発表を控え、世界の株価は下落している。
  • 人民元は下落し続けている。
  • 国債買い入れ額の削減を受けて、日本円の長期債(10年物)の利回りは急上昇。
  • 原油は下げパターンを形成、66ドルを下回るかどうかがポイント。
h2 世界の株価指数/h2

ヨーロッパの株価やS&P 500における先物、ダウナスダック100は弱気で週を開けた。その理由として、弱い決算が投資家たちに嫌気されたことや、金融政策の発表をひかえてリスクオフに向かったということが挙げられる。

鉱山株、食品株、飲料株の不調によりSTOXX 600 は下落基調になり、アジア株式市場も低迷した。世界第2位のビール醸造会社のハイネケン(AS:HEIN)は決算発表で予想EPSの1.91ユーロに対し、1.89ユーロであったことを受け、ハイネケン株は下落した。

h2 日本の新発10年物国債利回りの急上昇/h2

日本の新発10年物国債利回りが、過去約1年半で最高値水準まで上昇した。また今週は米連邦準備制度理事会(FRB)、 イングランド銀行、日銀の大きな政策会合が控えている。

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日銀による国債買い入れ額の削減が見込まれていることを受け、10年物国債の流通利回りが一時、約1年半ぶりの高水準となる0.1%まで上昇した。

h2 ドル円/h2