8月1日:今月のFOMCにあたりどうトレードするべきか?ードル円など

 | 2018年08月01日 18:22

今週は立て続けに各国中央銀行の金融政策の発表が控えており、特に米連邦準備制度理事会(FRB)は最も驚きが少ない発表になるだろう。h2 FOMCとドルの影響/h2

FRB6月の利上げがあり、今月は金利据え置きが予想されている。ここで大きな疑問は、FOMC米ドルにどう影響を与えるのかということだ。

  1. はじめに、投資家たちはドルをロングしたがっており、特に日銀の金融政策の発表があった日本円に対してである。今月のFOMCで危惧されていることは少ないが、影響力が及ぶリスクはあるので、トレーダーはドルを買う前にFRBの懸念をクリアしたいと考えている。
  2. 次に、FRBは雇用と経済活動の成長をうけて金融引き締めが必要と考えている。インフレーション が上昇し、製造業サービス業 が伸びているが、一方で余剰能力が減ってきているため、金融引き締めが余儀なくされている。
アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

フェデラルファンド(FF)金利先物9月に80%の可能性で上昇すると見ている。下の表を見ると、6月以来、米国経済はあまり変化していないことがわかる。