チャート分析:アップルの時価総額1兆ドルへ展望

 | 2018年08月01日 23:01

アップルは、初の時価総額1兆ドル(約112兆円)の民間企業として歴史を刻む日も近い。しかし、投資家はこのような見通しの中でどう取引するべきだろうか。

アップル株(NASDAQ:AAPL)は時間外取引で4%上昇し197.95ドルになった。これはアップルの決算が、予想より良い結果だったことを受けて起こった。1株当たり206ドルに近づき、第2四半期の発行済株式数で計算すると、初の時価総額1兆ドル企業になろうとしている。

アップルの楽天的な財務指標(第4四半期の収益は600億から620億ドルになり、利益率は38%から38.5%になるという見込み)は、9月にiPhone9が発売されることで期待されている。

フェイスブック(NASDAQ:FB)やツイッター(NYSE:TWTR)のようなハイテク大企業の決算の不調により、ハイテク企業バブルがはじける恐れが出てきている。

しかし、アップルの良い決算結果はハイテクセクターの不調の中でも上昇し、むしろアップルというカテゴリーを生むのではないかと思うぐらい異彩を放っている。このアップルだけが好調という見解ははたして正しいだろうか?

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