チャート分析;金先物の下落

 | 2018年08月15日 20:05

金先物は最近、ドルに比べ安全資産としての価値を失っている。ドルは米国株の好調や、金利差の拡大の影響を受けているためドル高である。

しかし、昨日のドルの売りは、短期的な外交的影響を受けている。そんな中、投資家たちはここ数年安全資産として好まれていた日本円に資金を回している。しかし、金先物は低迷している。

金は輝きを失ってしまったのだろうか?現在のところ大口投資家であるRay Dalio氏はそうは思っていなし、ポジションの解消をしようとは思っていない。彼のヘッジファンドは、SPDR Gold Sjares (NYSE:GLD)の金ETFで、39000万株保有している。また iShares Gold (NYSE:IAU)で1130万株を保有している。

金のさらなる下落はDalio氏の損切りポイントに到達することになるだろう。決済は直接的に金市場に影響を与えないだろうが、Dalio氏が金を見捨てたことは他のトレーダーのセンチメントに影響が出るだろう。

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