上昇トレンドのエヌビディア、どこまで続くだろうか？

エヌビディア社は 四半期の結果を、木曜日に発表する。市場予測は第2四半期のEPSは1.66ドル、収益は31億ドルである。

（追記：結果はEPS1.94ドル、収益は前年同期比40％増の31億2000万ドルであった。）

堅調なNVDA製品の需要から判断すると、これからも成長していくと考えられている。エヌビディアは純利益と売上高は11期連続で予想を上回っている。

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エヌビディアのビデオゲームとデータセンターのチップの需要はまだまだ強い。第1四半期ではデータセンターの収益は71%も上昇し、ゲーム領域では同社の収益の半分以上であり、68%も上昇した。

エヌビディアは個人向けコンピュータのためのグラフィックカードの売上の恩恵があり、高く価格を設定できる立場である。このエヌビディアのグラフィックチップが、なぜ同社が成功しているのかの主な理由だ。例えば、データセンターは人工知能の平行作業に使用するためNvidia製品がますます使われるようになっている。

ゲームビジネスは、エヌビディアの60%の収益をしめている。最近では、同社のハイエンドのグラフィックカードは仮想通貨のマイニングに使用される。また、IBM (NYSE:IBM)によって開発された、世界一のスーパーコンピューターも6つのNvidia Tesla V100グラフィックプロセッサーが積まれ、多様な領域で需要がある。

エヌビディアで懸念されていることは、高いボラティリティーである仮想通貨のマイニング領域だ。前期では2億8900万ドルの収益であったが、第2四半期では低迷すると予想されている。（現在、仮想通貨全体が冷え込み、マイニングによる収益も見込めないため同社のグラフィックカードの売り上げも下がっている）

（追記：第2四半期は仮想通貨マイニングの需要の低迷のため、OEM&IP部門で前年同期比-54%となった）

仮想通貨領域での後退の懸念があるのにも関わらず、エヌビディアはいまだに収益が下がろうとも、革新的なゲームやデータセンターの製品などの売り上げ見込みにより相殺されると考えられている。エヌビディアが参入していな領域への参入により、今後利益の伸びしろがあると考えられる。

2018年の第1四半期では、ゲームセクターは前年同期比で売上総利益中510ベーシスポイントの増かがみられ、64.7％の上昇である。(non-GAAP)

仮想通貨の今後の不確実性や貿易摩擦の懸念の中、Nvidiaを長期的に脅かす大きな要因はない。エヌビディアは自動運転領域や、人工知能、機械学習や、データセンターのチップなど、今後も期待されるような領域でまだまだ成長すると期待されている。

著者: Investing.com