チャート分析:トランプ発言にも関わらずなぜドルはあがるのか?

 | 2018年08月22日 10:00

トランプ米大統領によるFRB(連邦準備制度理事会)への2度目の牽制があり、ドルは打撃を受けたにも関わらず、テクニカルは、引き続き上昇軌道を維持していることを示している。

昨日、トランプ大統領はFRBが国にとって正しいことをしていないことを示唆し、「賛同しない」と言って金利引き上げについてFRBを批判した。彼は7月19日にFRBを批判したときとまったく同じフレーズを使用し、不快感を伝えた。

ドルはその日の利益を調整したが、それでも上昇トレンドを続けている。

あまりにも強いドルが「私たちを殺している」というトランプ大統領の発言が、2017年1月から2018年2月の間にドルの12%の下落を引き起こしたときと今回彼がドルの上昇にブレーキをかけたときと状況が違うのには4つの理由がある。

1 米ドルは4年ぶりの高値だった
2 当時、米国経済は成長が鈍化していたが、欧州と中国は加速していた。今の状況は逆転している。
3 金利は0.5%から1.75-2.00%に上昇した。
4 貿易摩擦で、ドルは安全資産となる通貨になっている

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