チャート分析:ファンダメンタルとテクニカルで相反する原油相場

 | 2018年09月05日 19:44

今日の 原油はもう一度70ドル台に押し上がり、1.34%上昇したが、モメンタム(相場の勢い)はいまだ上昇トレンドになるのに長い苦労が必要だと示している。h2 ファンダメンタル的には上昇、テクニカル的には下落/h2

WTIクルード原油は3つの要因によって上昇している。1つ目として、台風ゴードンが昨日フロリダを襲い、今日遅くにメキシコ湾岸で勢力を強めてハリケーンに変化すると予測されていること。そして2つ目は、このハリケーンに先駆けてメキシコ湾岸にある2つの石油プラットフォームはすでに停止されたこと。3つ目に、米国のイラン制裁は11月上旬まで公式的には発動しないが、運輸データが示すように、現渡し前の原油輸送の予約が減っているおかげで、実質的に米国はすでにイランの原油販売を止めることに成功していることである。

これらの理由により、エネルギーの専門家Again Capital のファンディングパートナーであるJohn Kiduff氏は、原油価格は30%上がり90ドル中盤まで上昇すると見ている。

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一方で、テクニカル的には原油は下落すると考えられる。