チャート分析:日本円はセーフヘブン通貨としての地位を取り戻すのか?

 | 2018年09月27日 19:08

今朝、連邦準備制度理事会の利上げが決定したが、これは予想通りの結果であった。

また、トランプ米大統領は国連総会(UN)で、グローバリズムを拒否し、米国第一の姿勢を演説した。また、中国との通商政策について一層強化する考えを示し、これはドルへの驚異になる可能性がある。

3月から貿易問題がニュースになるようになって以来、ドルは日本円にとって変わって、セーフヘブン通貨としての地位を築いていた。

今日の利上げに加えて2018年に4回目の可能性がありドル高であるが、今後ドルは成長の余地があまりないと考えられる。

もし、 がセーフヘブン通貨としての立場を取り戻すのであれば、ドルは従来のリスク通貨に戻り、投資家が貿易問題による逆風から守るためにドルに対し悪循環が現れる可能性がある。

直近の円高傾向は、すでに日本円のセーフヘブンとしての需要が高まっているシグナルである。

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