一週間の見通し:決算や通商問題進展で株式は上昇?原油は下落?

 | 2018年11月05日 20:59

h2 ポイント
  • 四半期決算、8年間で最も早い成長率へ
  • 金曜日に下落があったが、インデックスは週次では上昇で終わった。
  • アップル(Apple)(NASDAQ:AAPL)は、堅調な決算にかかわらず4年間で最大の下落を記録した。

金曜日のS&P 500ナスダックダウ平均は軒並み下落し、一方、小型株のRussell 2000は小幅高であった。

しかし、週次では全てのインデックスで上昇した。これは、良い決算や貿易戦争の緩和による、株式市場の回復を示唆している。

また、金曜日の米雇用統計では、今後経済が停滞する要素が見受けられない。雇用統計の結果によって、GDPの重要要素である強い消費者支出が続くと考えられる。

この楽観的な見解に加え、現時点ですでに約75%の企業の決算は終わり、全般的には8年間で最も高い成長へと向かっている。

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これらは株式市場に好材料だ。企業の成長と最近の株価の下落によって、ボラティリティーは激しいが、株式市場は魅力的になっている。