商品先物一週間の見通し:イラン制裁発動後も原油価格は低迷。リスクオフにより金は上昇

 | 2018年11月06日 20:21

原油は、トランプ米大統領によるイランへの制裁の発動によって注目を集めている。イランは世界で4番目の原油輸出国である。

イランへの制裁に加えて、今週はのボラティリティー(変動率)が高まり、ドルは気まぐれな相場になると考えられる。これは米国の経済指標は強いが、長期化する米中間の通商問題や、株式市場の低迷の影響を受けている。

FOMC(※)が木曜日に控えている。利上げは12月になるまで予想されていないが、政策金利に対する発言はドルに影響を与えるだろう。

※FOMCとは米国連邦公開市場委員会の事でアメリカの金融政策を決める会議・会合の事で年に8回開催されている。主に景況を判断し政策金利の方針(上げるか下げるか)が発表される。

h2 原油価格は更に下落する可能性/h2

特に原油相場は不安定になると考えられる。

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