チャート分析:売られ過ぎの原油のトレード

 | 2018年11月08日 20:23

ついこの前まで 原油は100ドルに達すると言われてきた。この予想は、イランへの制裁によって原油の供給量が減るとの推測が主な要因であった。

しかし、現在ではその他のいくつかの事象も原油価格の圧力になっている。リスクオフのセンチメントや、米国によるシェールオイルの生産、また最近の米国のイラン産原油禁輸の8ヶ国において制裁免除などがあげられる。制裁の適用免除では、制裁発動から180日間ペナルティーなしでイラン産原油を輸入できる。

結果的に、原油価格は7日間連続で下落している。しかし、日本時間18時から19時30分の90分の間で価格は、ファンダメンタルが無くも急上昇していた。この上昇の説明に対してはテクニカルでしか説明がつかないだろう。