ウォルマート2018年第3四半期決算:オンライン売上が鍵

 | 2018年11月15日 15:13

*11月15日火曜日、市場開場前

*予想売上高:1243.83億ドル

*EPS:$1.02

(EPS = Earnings Per Share:一株当たりの利益)

消費者信頼感指数は上昇し、失業率は史上最も低い水準を記録している。このことからアメリカの消費は加速していった。世界最大の小売業者である、ウォルマート (NYSE:WMT)は、投資家向けの2018年第3四半期決算報告で、堅調な成長を報告することが予想されている。

実際、投資家たちは11月15日の市場開場前の決算報告で、ウォルマートが非常に高い業績をたたき出すことを予想している。 第2四半期ウォルマートは、食料品事業にけん引され、過去十年で最も高い売り上げを出していた。

ウォルマートの既存店売上高は、7月末までに4.5%上昇した。これは、アナリストらの予測の2倍以上であった。前回の決算報告で、ウォルマートは年間予想の既存店売上高を引き上げ、修正後純利益を上方修正した。

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ファクトセット社によると、昨年の1兆2540億ドルの売上高を考慮し、ウォルマートの一株当たり純利益(EPS)は1.02ドルになると予想されている。ウォルマートは、過去12四半期のうち11四半期、予想利益を上回っている。

h2 オンラインでの売り上げが重要である/h2

疑いもなく、オンライン売上が現在のウォルマート株の成長に対する鍵である。オンライン売上は、アマゾン - Amazon(NASDAQ:AMZN)との戦いに勝ったことを証明するために重要である。

我々の見解では、ウォルマートのデジタルプラットフォームへの投資は、効果が挙がっていると言える。第2四半期、米国のオンライン売上高は上昇軌道に乗っており、前年同期比40%の成長を遂げ、通年の業績見通しにおいてオンライン売上目標が手の届くものになっている。

莫大な実店舗のネットワークとオンラインショップが組み合わることによって、より優れた顧客体験を生み出している。この成功モデルは、目まぐるしく変化する環境の中でも、小売業者が生き残れることを示している。