チャート分析:なぜOPECの減産は原油価格を上昇させないのか?

 | 2018年12月13日 00:01

OPECとOPECプラスが日量120万バレルの減産を2019年から始める決定をした後、 原油価格は先週金曜日約4%上昇した。

しかし、経済成長の鈍化による原油の需要が減る懸念がある中で、月曜日にはすでに原油価格は上昇を打ち消すように下落していた。

米中貿易戦争、メイ英首相の不信任投票(追記:メイ英首相は続投が決定)、英国のEU離脱(ブレクジット)、予算案を巡る連邦政府機関の閉鎖の可能性、中国やドイツなどの経済低迷などの懸念が、現在のマーケットを不安定にさせている。