チャート分析:S&P 500終値は14ヶ月ぶり安値、景気減速懸念を受けて

 | 2018年12月18日 16:01

金曜日のS&P 500の終値は3月2日以来の最安値の水準となった。また、投資家は中国の貿易摩擦を解消しようとする動きよりも、中国の低下している経済指標に注目していた。

米国のGDP3分の2を左右する小売売上高は予想以上に成長しており、これは堅調な消費者信頼感指数に加え、低い失業率と上昇している平均時給によって支えられている。

米インデックスの投資家が、米国の堅調な経済指標よりも中国の経済指標を重視しているのならば、これは米国市場にとって良くない兆候である。数ヶ月前の悪い経済指標があっても楽観的だった相場とは対象的である。