原油市場の危機:中国が原因なのか

 | 2019年01月09日 20:02

昨年の原油についての話題は専ら供給過剰についてであった。今年は、中国による需要減退が焦点となるかもしれない。

原油価格が強気相場の時、サウジアラビアの原油減産やFRBの利上げ停止などの好材料はあるものの、特に中国をはじめとする世界的な経済成長の不透明性が原油高を抑制するだろう。

h2 原油市場は持ち直せないでいる/h2

WTI原油先物価格は、クリスマスイブに記録した18か月ぶりの安値から14%高の1バレルあたり約6ドル上昇している。