チャート分析:金は中期的に上昇、下落したら押し目

 | 2019年03月06日 09:00

5日のの終値は、0.10%高で1288.75となり7営業日連続の下落は免れた。安全資産とされる金の相場は、時よりマーケットの健全性を表している。

金はドルと負の相関になっており、現在ドル高であると同時に、金は下落している。しかし、我々はこの金の下落は短期的なものであり、この調整の下げは押し目として考えることができる。

トランプ米大統領は「ドルは強すぎる」と発言したが、ドルは現在のところこの発言に完全には屈してはいない。金とドルの負の関係の上で、ドルに変化が起これば、金相場にも影響があるだろう。

我々は、現在の金の短期的な下降トレンドを追うよりも、中期的には上昇ということに投資家は目を向けることを推奨したい。