チャート分析:ユーロは下落トレンド継続の見通し

 | 2019年03月19日 14:01

EUR/USD の18日の終値は、0.14%高となり1.1336となった。ユーロは年初来たった約1%下落であり、現在の下降トレンドを転換させることはできるだろうか?一部のアナリストは、回復の見通しを立てているが、我々は賛同できない。現在の下降トレンドが続くと考えられる。

ユーロが回復するという楽観的な見通しは、今月初旬に発表があったユーロ圏の失業率製造業 PMI鉱工業生産小売売上高総合PMIなどの経済指標が、予想を上回って良かったことに起因しているだろう。そして、 クレディ・スイスのアナリストは、このようなアップサイドなユーロ圏の経済指標のサプライズはユーロが今後3ヶ月以内に強気相場になることを意味するという。

しかし、ユーロは依然として弱気であることが、テクニカルチャートからみてとれる。