チャート分析:アップルの下落は良い押し目になるか?

 | 2019年05月15日 13:01

アップル (NASDAQ:AAPL)は13日、前日比5.81%安となり3営業日連続の下落となった。14日に1.58%の上昇を見せたものの、前月比5.91%の下落となっている。

アップル株は2つの要因によって売り圧力を受けている。1つ目に米中貿易戦争である。現在再び激化しており、米国はすべての中国製品に対しての追加関税を予定している。中国で製造するアップルは大打撃を受ける可能性がある。

2つ目は、米最高裁はApple Store独占禁止法違反の訴訟継続を認めたことである。原告側はアップルのApp Storeの独占的な支配とアプリ価格30%もの手数料を不当であると訴訟している。

この2つの逆風の要因により、同社の株価の行く先はより不明瞭となっている。