チャート分析:日本円は上昇か?

 | 2019年05月16日 15:14

日本の内閣府が13日発表した3月の国内景気の基調判断は、「下方への局面変化」から6年2カ月ぶりに「悪化」と下方修正された。

10月には消費税が現行の8%から10%の引き上げが予定されており、この後退局面での消費税増税は無謀にも思える。

しかし、そんな日本経済に対して安全通貨としての需要で「円」は強い。

中国経済は貿易戦争のなかで鈍化しており、米国は事実上すべての中国製品に最高25%の関税を賦課する手続きに着手することを明らかにしている。また、ユーロ圏経済も世界的な要因が重しとなり、経済減速懸念が明確になりつつある観測が強まっている。