米国主要指数は、中期的に下降トレンドか?

 | 2019年05月27日 12:00

  • すべての米国株式指数はヘッド&ショルダーを形成しつつあり、ラッセル2000はダブルトップの可能性もある

  • 米国経済は史上最長の景気拡大に向かっているが、減速しつつある

  • 市場は、引き続き市場で語られる風潮とは相反する値動き

先週金曜日の5月24日では、4つすべての米国株式の主要指数は小幅高となった。しかし、前週比ではどの指数もマイナスとなった。

米中貿易戦争で揺れる市場心理により、 S&P 500、ダウ, ナスダック、ラッセル 2000 は、今後引き続き週次で下落していく可能性があり、中期的に下降トレンドを確立すると考えられる。

米国債の利回り低下は24日に下げ止まり、 米ドルは2日連続の下落となり週次でも値下がりを見せている。

英国ではメイ英首相が辞任を発表したが、英ポンドは反発している。