RSIで見る2018-2019年の米国株式市場

 | 2019年05月28日 15:00

米国株式市場は再び困難な局面を迎えている。S&P 500ナスダック総合指数はともに3週続落、ダウ平均株価は5週続落となっている。

主な元凶は長引く米中貿易戦争であると指摘されている。一方で、主要な市場テクニカル分析は違うストーリーを物語っている。

昨年末から続く上昇相場であったが、値動きの勢いや方向性を指し示すインジケーターであるRSIは4月下旬の時点で買われすぎを示し、その後下落していった。

米国株式は4月下旬以降では軟調であることが窺える。

5月24日終値を見ても、大きな反騰はまだ期待できなさそうだ。

熟練した投資家はトレンドもいずれは利食いすることを知っているだろう。その点、RSIはトレンドを観測する上で良好なインジケーターであると言える。