チャート分析:米国債利回り低下、逆イールド発生

 | 2019年05月29日 15:01

米国債利回りが低下を続けている。世界景気に対する懸念を受け、28日の米10年物国債利回りは1年8か月ぶりの低水準となる約2.26%となった。

現在の米国債利回りを念頭に置き、市場は今後も利回りが低下することを見込んでいる。

今週発表される米中古住宅販売保留製造業購買担当者指数(PMI)非製造業PMI、そして来週発表される失業率非農業部門雇用者数増減に注目が集まる。

米国債への買いの動きは、これらの経済指標が軟調であるという市場の予想を示唆しているかもしれない。