シェル VS. エクソンモービル:長期投資家注目の原油2銘柄

 | 2019年06月10日 18:46

金利が低下すると、配当株を持つメリットが高まる。これは、低金利下では国債や銀行の普通預金口座などのいわゆる安全資産から得られるリターンがほぼ皆無になるためだ。

FRBは利上げ停止に加え、次の一手として利下げを示唆している。株主還元を重視した高配当銘柄をポートフォリオに加えるには良いタイミングかもしれない。

この記事では、この戦略にフィットする原油大手2銘柄を検討する。

h2 /h2 h2 1. ロイヤル・ダッチ・シェル/h2

ロイヤル・ダッチ・シェル(NYSE:RDSa)は原油銘柄の中でも高額の配当金で知られる。

同社は四半期に1株あたり0.94ドルの配当金を支払っており、配当利回りは年率6%に達している。

7日は64.48ドルで終値を迎え、5日続伸となった。株価は今年10.66%の上昇となっている。