チャート分析:フェイスブック株の下落、反トラスト法違反を巡る当局の捜査

 | 2019年06月14日 16:45

ウォールストリートジャーナルは6月12日、フェイスブック (NASDAQ:FB)のマークザッカーバーグCEOは、問題のあるプライバシー慣行について認識があったことを示すメールが連邦取引委員会(FTC)の調査によって見つかったことを伝えた。同日の株価は1.72%下落した。

またフェイスブックのシェリル・サンドバーグCOOは3月下旬以降、33万株を売却しているという。平均売却株価は164.34ドル。同社の重役が株価を売るというのは好ましくないサインであることは間違いなく、今後株価が下落するという懐疑論が高まっている。

フェイスブックを含むGAFAは現在、反トラスト法(日本の独占禁止法に相当)違反の疑いで捜査のメスが入っている。米司法省がアップルとグーグル、米連邦取引委員会(FTC)がフェイスブックとアマゾンを管轄する。

ゴールドマン・サックスは、投資家に対し反トラスト法を巡る訴訟によってフェイスブック株は売り判断になる可能性を警告している。

また、テクニカル分析的にもフェイスブック株の下げ目線は同意できるだろう。

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